一級建築士 薦田一紀建築研究所は、東京、名古屋で一級建築士事務所を開設している建築会社です。 |
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●はじめに
当ウェブサイトにお越し頂きありがとうございます。 東京の文京区と名古屋を拠点として、住宅、店舗、事務所、医療施設などの設計を行なっている建築設計事務所です。このウェブサイトでは、事務所情報とともに現在独立してからの主な作品の紹介と所長の薦田一紀が以前勤務しておりました事務所(丹下健三・都市・建築設計研究所)で経験して参りました主な作品の紹介を行なっています。 建築のご相談の窓口は、当社のような設計事務所だけではなく、工務店やゼネコン、ハウスメーカーなど様々な窓口がありますが、当社にご依頼頂いた場合、「モノづくり」の細やかさを感じて頂けるよう心がけております。リフォームから新築まで、様々なご相談を承っております。個人のお客様も御法人様も、まずはお気軽にお問い合わせください。 ![]() ●私の方針 十カ条
多くの誠実な設計事務所がそうしているようにお客様の希望を適えること、構造、断熱、通風、明るさなどの建築の基本的な性能を満たすこと、 デザイン、使い勝手、コストのバランスを保つことにプラスして、次の方針を定めています。 今まで培った得がたい経験を生かす。
設計事務所に就職してから、独立するまでは、設計、工期が長い非常に大きな建築の仕事が多く、いろいろな仕事を覚えるのに無我夢中で取り組んでおりました。これらの多くは、非常に多くの関係者との打合せ、検討事項があり、こうした得がたい経験が自分の財産となっています。
今にして思うのは、あの時、諸先輩方が行なっていた様子を見ていただけ、ごくわずかな部分を担当していただけの内容のものもありますが、独立後、いざ自分が全部しなければならない際にうまく処理することができることが多く、経験や諸先輩の仕事のやり方を見ることの重要さを実感します。こうした得がたい経験を小さな建物の設計にも役立てるよう心がけています。特に竣工後の中長期的なビジョンやアイデアを示せる建築であることは重要なことと考えております。
困難や問題が生じた時こそ、迅速かつ上手な解決を行なう。
無論、何も問題が起きないのが一番ですが、問題の起きた際の対処の仕方で人間性や信頼性への評価は変わるものだと思います。用途や規模によりますが、建物を建てるということは、隣地への影響から地球環境への影響まで、大小様々な問題が出てくるものです。冷静、迅速かつ的確な状況判断と法令順守を大切にしています。
まちづくりへの視点を忘れない。
小さな建物の設計でも、その街により多くの良い影響を与えられる建築でありたいと思います。都市的、マクロな視点を大切にしたいと思います。
素材への目利き力を磨く。
設計事務所は、衣食住のうちの住の部分を担っている仕事です。住は様々な建材から構成されます。非常に様々な建材が市場には出回っており、デザイン上の理由だけでなく、衣食同様、健康に直結するため、設計に採用する材料は気を使っています。こうした材料を一つ一つ、お客様と御相談しながら、決めていく過程は、食事をされる方に料理の素材、調味料を見せてから、調理を行なうのと同じく、安心感があります。高価な材料も、安価な材料も組み合わせや見せ方で、上手に仕上げることを心がけています。
小さな案件を大切にする。
設計事務所は新築の物件しか行なわない、小さな案件は依頼しても、断られると思わる方がいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな誤解です。小さな案件に対しても、
何らかのテーマを決めて、解決にあたっています。
いろいろな相談事に応じておりますので、お問い合わせください。
付加価値のある建築とする。
限られた時間の中で、様々なご提案を申し上げます。ご希望をお聞きして、建物を作っていく過程を通じて、同じものが一つとして存在しないことを実感して頂けると思います。
お客様の要望事項を形にしていくこととお客様が見えておられなかった事項を形にしていくことを通して、付加価値のある建築をご提案したいと思います。
知識には明るくありたい。
よい空間を作るためには、お客様の求める用途の建築について、様々な事項を知っていなければなりません。今までも、設計にあたって知らないこと、経験していない事も克服しながら、設計に取り組んでいます。私は、男性の建築家ですが、日常の家事は積極的に行なっていますので、例えば、住宅の家事動線、水回り、収納に関する事項などは、感じることも多く、今後の設計で御提案したいことは多くあります。
細かさと大胆さのバランスをとる。
設計を行なっていますと、細かな事に囚われがちです。法規や安全、使い勝手のことが気になって、小さくまとまりがちですが、建物の構造や軸組み、開口部などの扱いについては、必要に応じて大胆な提案も行なっています。バランスに配慮したご提案をします。
地方、海外にも目を向ける。
日本の建築は、他業種の「モノづくり」同様、細やかな配慮があると思います。人口の少ない地方都市でも、建物数こそ大都市と違っても、良質な建築は存在します。地方の建築習慣に触れ、地方にしかない、地方ならではの建材を使う楽しみもあります。元気のない地方もありますが、設計という「モノづくり」を通して、良い影響を与えられる存在でありたいと思います。
また、今後の課題ではありますが、グローバルな社会に生きる者として、日本の設計の細やかさを紹介できるものを輸出し、日本にないものを海外から積極的に採り入れていきたいと思います。
古い建築の活用に目を向ける。
世帯主、建物所有者の愛着により、維持され続けてきた建物が、ある時点から、維持管理が出来なくなり、老朽化していく様子を見かけることがあります。明らかに解体して、新築するには惜しい既存建築物も見かけます。環境配慮、モノを大切にする観点から、用途転用、移築を含めて、建物を再生することは、重要なことと考えます。世界的に材料不足や価格の上昇が少しずつ進んでいる状況があること、新築可能な条件のよい土地が少なくなりつつある現状もあるため、こうしたものの再生にも目を向けたいと思います。
私は建築を通して、日本の「モノづくり」の細やかさ、楽しさを感じて頂ける建築を目指しています。
建築はお客様との出会いがなければ、こうしたことを実現できません。ご興味をもたれた方は、Serviceのページも参照頂き、お気軽にお問い合わせください。
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